コロナ禍になり、感染予防として毎日何度も家族が手洗いをする場所であるのはもちろん、お客さまにも使ってもらうことが多くなった洗面室。
せっかくであれば、毎日の手洗いや身支度ををおしゃれな空間でワクワク、また、人から褒められるような素敵な空間にしたいとご依頼を頂きました。

洗面台はウッドワンの無垢の木の洗面台を採用し、床材は重ね張りされていた既存の無垢フローリングを再利用。
フローリングが張られていなかった洗濯機置き場や、配管位置が変わる排水まわりは、相性の良いグレートーンのタイル張に。
壁には機能面とデザイン面から、アクセントにエコカラットを設えました。
洗面室の造作建具は、機能性・メンテナンス性を考えて、あえて無垢材ではなくメラミン材を採用。ガラスは様々な種類のサンプルを比較しながらIさまが「これだ！」と思うものを選ばれました。

数年前のリノベーションでの経験を活かし、洗面室という小さい空間ながらも、棚板やコンセントの高さ、素材の割り付けなど細かなところまでIさまのこだわりが詰まったプランとなりました。

お気に入りの無垢のぬくもりと異素材のもののコーディネートをたのしみつつ、調湿・消臭効果に配慮した、心地よい空気がかよう素敵な空間になっています。
そのほか、洗面室、廊下吹き抜けの窓も今回の工事でリニューアルさせて頂き、機密性・断熱性も向上しました。