Kさんは素材感を大事にされています。
無垢床には少し赤みのあるブラックチェリー、ドアのガラスには水が流れるようなデザインのアルトドイッチェのセピア色、リビングのアクセントウォールにはPORTER'S PAINTSのホエールウォッチングを選択。
この塗り壁は少しざらっとした質感がお気に入りで、フロアランプが優しく照らします。
ダウンライトは使わず、ランプとペンダントライトの灯りで空間をつないでいるのもユニーク。
寝室はペンダントライトでエンボス加工された壁紙の陰影が浮かび上がり、トイレはひび割れたガラスのような灯りが空間をデザイン。光と影のニュアンスを楽しんでいます。
LDKと天井のない壁でつながるホビールームは、Kさんたっての希望で実現。
照明プロジェクターの色彩もすごくキレイです。
何より天井コンクリート躯体の素材感とコントラスト。
タワーマンションより移り住んでインテリアを楽しんでおられます。
BEFORE
分譲タワーマンションにお住まいだったKさん。
「最初は持ち家のリノベをお願いしようと思っていたのですが、どうしてもやりたかった『構造体の剥き出し』が、タワマンでは無理だとわかって。そこで、物件の売却と購入、リノベ、すべてお任せすることにしました」
躯体現しが中古を買ってリノベーションの動機となりました。