家族の愛を育む

マンション  /   エリア:神奈川県  /   掲載日:2022-09-17

マンション  /   エリア:神奈川県

掲載日:2022-09-17

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「子供が大きくなった時、もっと住みやすい家にしたい。」
子供の成長と家族の将来を描きながら始まったお住まい作りだったが、まだ答えのない問題もあった。

「お子様が小さいうちは、布団を並べて川の字で寝たい!でも子供部屋が欲しい。子供部屋は欲しいが、部屋に籠って欲しくない。」
そんなご要望を実現すべく"お子様が成長するにつれて変化していく家"そんな家を実現すべくこのような設計を施した。引き戸によって繋がる子供部屋を設計することで、布団を並べて川の字で寝ることができるように。子供部屋は、お子さんがお部屋に籠らないようにあえて少し狭く。また、お子様2人が成長してもいつもそばにいられるよう、寝室は子供部屋の間に。

ただ、この家のこだわりはこれだけに留まらない。
玄関から入ると洋室3部屋のドアがあり、それはまるでホテルの廊下のようだ。朝目が覚めて洋室を出ると、暗い廊下ではなくくつろいでいる家族と明るいLDKが迎えてくれる。

そして打ち合わせの中でソファーや椅子ではなく床でゴロゴロすることが多かったというお話を聞き、窓際に日当たりの良さを活かした小上がりを設計した。この小上がりでお子様が遊んだり、バルコニーでお子様が遊ぶのを見ていたり、日向ぼっこをしながらお昼寝をしたり、生活によって使い方が変化していくだろう。

いつまでもこの家が家族の愛を受け止め、育むことを願う。

BEFORE


before image

周辺には木々や公園が広がっており、穏やかな雰囲気が流れている団地の1室。元々は和室がある3LDKだった。
専有部の形が変わっていることもあり、LDKが少し狭く感じてしまい、リビングスペースやダイニングスペースの位置や使い方も決まってきてしまう形だが、各洋室は広く使いやすそうな印象。
構造の壁がいくつかあるので、そこをどう活かし部屋に溶け込ませるか、邪魔に感じさせないようにするかが大きな問題だった。
また、今回は既存で残る部分が各所にあるため、新しい部分との兼ね合いや、繋がりとして違和感がないようにするのも問題の1つだった。
お客様のご希望である間取りをこの形の専有部に取り込みつつ、窮屈に感じない快適な家づくりを考えた。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 2LDK+S
    • 費用
    • 1310万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)
  • 照明(LDKの一部・土間の一部・洗面室の一部)

物件情報


    • 築年月
    • 1989年3月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 91.13
    • 施工期間
    • 4ヶ月
    • 備考

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