思い出に想いを込めて 〜実家マンションをリノベする選択〜

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2022-09-17   R mark

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2022-09-17  /   R mark

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ライフスタイルホテルのような独自のコンセプトを感じさせる、物語性のある住まい。ここはかつて、奥様が幼い頃から家族と共に暮らしてきた実家をリノベーションした空間である。

「ホテル巡りが夫婦共通の趣味で、これまでに色んな旅館やホテルを訪れました。それもあってかホテルライクな空間に憧れがあって」。玄関扉を開けた先に広がるのは、明度と彩度を限りなく落としたグレイッシュな廊下とガラス張りのベッドルーム。オリジナルカラーの幻想的なブルーで塗装したリビング扉を開けると、全面タイル張りのシックなLDKが出現する。まるでホテルの一室に足を踏み入れたような非日常の高揚感に包まれ、築35年超えの“ザ・実家”であった面影は微塵も感じられない。リノベーションをきっかけにインテリアを楽しむ時間も増え、選りすぐりの名作家具や爽やかなグリーンの組合せが二人らしいホテルテイストを形作っている。住み慣れた実家を自分たちにとって居心地のいい空間へとアップデートすることが今回のミッションであったわけだが、その結果については言うまでもないようだ。

馴染みのある街で、思い出に寄り添いながら自分らしく暮らしていく“実家リノベ”という選択肢。この選択肢はこれまで郊外の実家戸建を住み継ぐというイメージが根強かったが、
“東京で実家マンションを住み継ぐ”という手法がこれからの東京スタンダードになっていくことだろう。

BEFORE


before image

活気のある下町情緒が魅力的な北千住エリアに建つとある物件。
奥様の実家であるこの部屋を受け継ぎ、約6年間手を加えずに暮らしてきたA夫妻であったが、ここ最近は一部リフォームが必要になるなど不便を感じることも多かったという。
そんな中でお二人が選んだのは、実家をフルリノベーションして、今後も住み継いでいくという選択肢。
「大人になってからも地元を離れたことがないくらい、 このエリアが気に入っていて、この家にも沢山の思い出や愛着がありました。 この先も大好きなこの街・家で暮らしていくためにも、 今の自分たちにあったカタチにリノベーションしようと決めました」。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 1LDK+WIC
    • 費用
    • 1840万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1985年2月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 60.14
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考