tiny utopia

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2022-09-09

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2022-09-09

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境界線があいまいな空間。
寝室・洗面脱衣所・廊下、ここは〇〇をする場所として用途を制限しながら区切る間取りから、壁を取り払い境界線があいまいになった空間は用途も混ざり合う。
これまでの使い方を限定した部屋を手放した空間や暮らしには3つの変化があった。
1つ目の変化は、空間の柔軟な配分。
寝室を洗面所・脱衣所・通路といった3種類の用途を併せ持つ場所とすることで、
最小限のスペースの中に最大限に必要な機能をおさめた。
その結果、限りある住空間の中で施主の希望であるゆとりあるリビングダイニングを叶えた。
2つ目の変化は、余すこと無く取り込む自然光。
壁を取り払うことで3方向にある窓から注ぐ自然光が家の中心部まで行き渡っている。
その為、室内はグレーを基調としつつも暗い印象が無く、濃淡の塗り分けも明確になることでメリハリの効いた空間に仕上がった。
3つ目の変化は、生活習慣に寄り添う間取り。
寝室から直接入る浴室、ベッドサイドにある洗面台、1つの空間にまとまった機能は物理的な距離も近くなり、目覚めから身支度までの動作がスムーズになった。
部屋を行き来していた従来の暮らしから、生活習慣に合わせて機能を集約した間取りは快適な生活を実現した。
境界線をあいまいにすることで当たり前、思い込み、決めつけといった固定概念から開放される。そんな自由な発想から新たな理想が広がった。

BEFORE


before image

マンションの角部屋・3方向からの採光・計5箇所に窓がある立地に恵まれた一室でありながら、LDKと寝室、洗面所といった目的ごとに分かれた部屋は廊下を経由してつながる配置であり、広さや設備は個々で充実しているが、42㎡の限りある空間では自然光の抜けを遮り、暗く閉じた印象を与えていた。
家の中心部に配置している浴室や洗面所も東西の部屋のつながりを分断しており、加えてこの水回りスペースは風通しも悪く、換気が難しい為に結露に悩まされている状況であった。
そこで、家の長所である5箇所の採光部を最大限に活用し、ガラス入りドアや室内窓を併用することで家全体に光を取り込み、つながりのある空間構成をテーマに解放感のある空間を目指した。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 1LDK
    • 費用
    • 1090万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)
  • キッチン機器(一部)、トイレ機器(一部)、洗面機器(一部)、照明機器、DIY塗料

物件情報


    • 築年月
    • 2000年2月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 42.50
    • 施工期間
    • 3ヶ月半
    • 備考