ずっと住んでみたいと憧れた、熊本市中心部に建つマンション。
売りに出るのを根気強く待って、やっと購入したところから計画が始まりました。
先に立てるからこそ立地的に優位な場合も多く、その地で暮らすことのイメージがしすいことは、コストの部分ではないリノベーションのメリットのひとつ。
憧れのマンションを購入出来た施主様の“憧れの暮らし方”は、家で働くこととお気に入りの部屋で沢山の友人をもてなすこと。
部屋全体を見渡せる、家の中の1等地にワークスペースを設けました。腰壁に小さなFIX窓を付けた低い仕切りに囲われた空間は、生活スペースと緩やかに区切られており、家に居ながらもON/OFFの切り替えができる空間に。
壁付にしたキッチンの後ろには、大きな無垢のカウンターを造作。そこから大きなスクリーンにプロジェクターを投影して大好きな映画を見ながら過ごすことが出来ます。
お引渡しの後に、施主様が「もうひとつ憧れのマンションがあるんです。20年後にそこを買うことが出来たらまたリノベーションがしたいです」と更なる憧れを語っていたのが印象的です。
予算面では新築マンションを手に入れることも可能だった施主様の、“リノベーション”に対する憧れから始まったプロジェクト。
リノベーションが浸透してきた今だからこそ、“より自由により楽しく”自分の暮らしへの憧れを叶えることが出来ました。
BEFORE
熊本市の中心部に建つマンション。
中心部に建ちながらも、大きな公園に隣接しており見晴らしも良く室内も明るく気持ちの良い部屋。
2003年築でそのままでも住むことが出来るような状態であったが、施主の住宅に対する憧れを叶えるためにリノベーションに踏み切った。
そもそも施主が弊社を訪れたのは5年以上前のこと。
カーテン屋と間違えて尋ねた所、その際に居たスタッフからリノベーションの説明を受け、そこからはリノベーションをした家に住むことそのものが施主の憧れになっていたという。