施主からの要望は広々としたLDKにして家族団欒を楽しみたい。見た目も素敵で魅力的な空間にしたい。
との事で、お父様が大事にしていた家で構造に無理に手を加えたくないという気持ちも強く、柱や段差も敢えて残す事にした。
段差を敢えて残す事によってリズム感のある暮らしを実現しつつ家族でくつろぐリビングダイニングゾーンと料理に集中したい
奥様のキッチンゾーンで、空間としては繋げながらも空気感を分けられるように活用した。
空き家の有効活用とテレワークスペースの確保により、住宅の価値向上に繋がった。
BEFORE
施主のお父様が亡くなった事をきっかけに空き家となった施主実家の使い道を検討した。
売却も考えたがお父様からの「大事な家を受け継いでほしい」という生前からの想いを実現すべく
リノベーションして移り住む事を決意した。