まちの山小屋‐登山愛好家の暮らしの拠点‐

マンション  /   エリア:大阪府  /   掲載日:2022-09-13   R mark

マンション  /   エリア:大阪府

掲載日:2022-09-13  /   R mark

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コロナ以前は毎年登山でカナダを訪れていたお施主様。コロナ禍でカナダ登山が叶わなくなった中、暮らしの中に楽しみをつくるべく住まいづくりをスタートしました。
最上階かつ勾配天井という空間ボリュームを活かし、住戸の中心に登山の雰囲気をいつでも感じることが出来るような「山小屋」を提案しました。
コンクリートに囲まれた空間に、木材を素地のまま使用した小屋を建て、寝室+ロフト空間に。ほんのりと木の香りが漂い、桁が現しになった天井を眺めながら眠りにつくひと時は、まるでカナダの山小屋にいる気分。

ザックが掛かっている壁の反対側はウォークインクローゼットとなっていて、土間に山道具を並べて手入れをしたり、パッキングできるような動線に。この時間が山への期待を膨らませてくれます。
また、土間のスペースは手持ちのテント幅に合わせて設定し、いつでも土間キャンプが出来る仕様で、登山仲間も寝袋を持って訪れてくるそうです。

外の光を柔らかく感じることが出来る障子や引き戸など、日本古来の和の要素に、北欧のインテリアテイストを取り入れることによって、心地よい空間が実現しました。

登山家にとって大事な拠点となる「山小屋」のような、日常生活の寛ぎと楽しみの拠点ができました。

BEFORE


before image

築19年の郊外に立つマンション最上階の角部屋一室。
周辺は住宅街のため静かで高い建物が無いため、風通しと日当たりは抜群でした。しかし、65㎡に対して3LDKと細かく仕切られた間取りだったため、十分に部屋のポテンシャルを引き出せずにいました。
また、現在は高さのある勾配天井ですが、もともとは天井が貼られ、ふさがれていました。内覧時に点検口を覗いて、天井裏に大きな空間が広がっていることが明らかになりました。開放感のある広い勾配天井が決め手となり、そのまま山小屋のインスピレーションにつながりました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 1LDK
    • 費用
    • 1350万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1996年9月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 64.37
    • 施工期間
    • 2か月
    • 備考

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