Difference 昼と夜/ONとOFF/子供と大人

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2022-09-12

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2022-09-12

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昼と夜、ONとOFF、子供たちと過ごす時間と夫婦で過ごす時間……一面的ではない日々の暮らし、日常の様々な場面が交差するプランである。子供部屋・書斎・水廻りが直結したLDKは、各室を引戸とフロア段差でゆるやかに繋ぎ、昼間は家事や仕事の最中も子供たちに目が届く見通しのよさ。夜は一転、ダウンフロアと間接照明が夫婦の時間を演出。天井に設えたスクリーンを下ろせばホームシアターも楽しめる。書斎は半面ガラス張り。仕事中も子供たちを見守れ、子供たちも両親の顔が見えるため安心して過ごせる。ウッドブラインドを下ろせば集中モードに。
収納は造作で生活動線に最適化。二面の洋服収納+奥に大物収納を備えたWIC。入口脇のアクセサリーキャビネットも造作品。洗面室収納は洗面台と同じ素材で揃えた。上段はリネン庫、下段はランドリーボックスで、スリットから衣服を投げ入れる仕組み。書斎のカウンターデスクは奥行の違う二段構成でマグ置き場を確保。前面に抽斗を、左右の角に配線孔を設け、机上はいつもスッキリ。本棚は室内窓越しの見え方を意識し、間接照明を埋め込んだ。リビングの壁掛TV廻りは、壁厚内に配管を隠蔽、柱型にニッチ収納を設けた。壁裏は来客布団などの大物収納。
「一番の変化は、夫が料理をするようになったこと」と奥様。「デザインも使い勝手も夫婦で話し合って決めた住まい。家事も子育ても、日々の営みが以前より愛おしく感じます」

BEFORE


before image

L字に折れる長い廊下と、分断された個室。またリビングドアを開けてすぐキッチンという動線は「抵抗があった」(施主)。施主の要望は、幼い子供たちを見守りやすい環境と合理的な家事動線、そして「コロナ禍で夫婦とも自宅勤務が日常となり、家で過ごす時間が増えている中で、閉塞感を感じることなく日々の変化を楽しめる住まい」。
そこで本件ではまず、ゾーニングの抜本的な見直しをおこなった。キッチンを反対サイドに移動し、壁に隔てられていた個室をリビングと一体化。キッチンから自然と目に入るこの空間を子供部屋とした。またリビングの一角に書斎スペースを設け、洗面・浴室もリビング直結に。家族の生活をLDKに集約した。
一方で、玄関奥の、生活空間から離れた個室はWICに。ホール正面の個室は寝室に。リビングを中心とする生活空間と、収納・寝室の二部構成とした。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 3LDK
    • 費用
    • 2052万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2003年2月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 99.28
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考