当初の予算をオーバーしていたこともあり、自宅をハウススタジオとして運用することで、住みながら家にも稼いでもらおうと計画されたお施主様。普通の内装よりも、付加価値を付けたリノベーションの方がスタジオ運用をする上でも良いのではないかと考え、建材から家具まで、空間の全てをコーディネートできる某セレクトショップ監修のリノベーションプランに決めました。
「衣食住だけではない用途を見出すことで、家を買うことがより楽しくなると思います。私たちの場合は、人が集う場所やハウススタジオとして活用することです。他にも趣味に没頭するアトリエのような空間にしたり、副業の場所にしたりするのも良いと思います。今は家で過ごす時間が増えているので、そういった『住む以外の用途』があることで暮らしが豊かになりますね」とお施主様。
リノベーションでは、リビングダイニングを広く取るために1LDKの間取りに変更し、取り入れる設備は予算と相談しながらも後悔のないよう本当に良いと思えるものを選びました。特にキッチン設備はデザイン性の高い海外製品を中心に調べ、比較的手の届く価格の製品を導入しました。対面キッチンにしたことで、リビングダイニングにいる人と会話をしながら料理や洗い物ができ、疎外感なく過ごせるのも嬉しいポイントです。家族や友人が集うことで、さらに良い雰囲気が醸し出される空間となりました。
BEFORE
資産形成の一環として不動産を購入されたお施主様。物件探しでは、毎日物件のポータルサイトのチェックを欠かさず、新しい物件が出る度にExcelに情報を記入し坪単価を比較。割安で資産価値がある家を求めて約一年半で35件ほど内見されました。この物件は、立地や雰囲気の良さ、周辺に高い建物がないことが購入の決め手となりました。