このマンションは学校のそばにある為、子ずれの家族が住むと想定されるので今回はいつでも子供を見守れる広々とした間取りとした。玄関の先には大きな土間とSICがありますが、SICの横の室内窓からは洋室が丸見えになっています。子供が室内で勉強しているときや寝ているときにそっと様子を伺えることができる為、遅く帰宅する親御さんや、勉強の邪魔はしたくないけど様子が気になる親御さんなどなどいるのではないでしょうか。また、リビングにもガラス格子の扉で区切られた洋室があり、こちらはお子さんが勉強や遊ぶ部屋として使用するのはもちろん、親御さんがリモート部屋として使用するのもいかがでしょうか。お子さんがリビングで遊んでいるのも、料理をしている奥さんがいても部屋が区切られておりますが、家族の様子を見ながら仕事ができます。このようにコロナ渦で家にいることが増えた今、OPENの空間で家族のコミュニケーションの向上、飽きないような自然な色味を入れた仕様に致しました。
BEFORE
駅からは遠くバス利用の物件。外観は約築年数50年にはなりますが、綺麗な印象でした。現調時の間取りは建築当初のカンテイ図とは異なったもので納戸と洋室が一つになっており、残りの2つの洋室は和室になっておりました。また、リビングはカーペットでどこかしこも年季が入っており、設備関係、スイッチ等は黄ばんでしまっておりましたのでフルリノベーションすることになりました。学校が近く、立地的には目黒区ということもあり、憧れの仕様や間取りで他とは違った魅力を取り入れることとした。