まちの未来を見晴らす「見晴亭」

その他  /   エリア:山梨県  /   掲載日:2022-09-08

その他  /   エリア:山梨県

掲載日:2022-09-08

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山梨県最東端に位置し、都心までも約1時間という好立地にある上野原市。昨今、移住者・移住希望者が増えていることからこの場所に可能性を見出して行政と連携、テレワーク交付金を活用してこの場所を再生し、2022年4月にコミュニティ&コワーキングスペース「見晴亭」として新たなスタートを切った。
1階には、コミュニティスペース・貸し会議室・テイクアウトカフェを配置。コミュニティスペースは、元々和室だった部屋の柱や耐力壁を移設。構造補強をしつつ、大空間を得られるよう間取りを変更した。現在は、ヨガやワークショップ、試写会、ライブなど様々な形で地元や近隣地域からの利用が増えており、地域の方のチャレンジを後押しする役割を担っている。2階は昔の旅館の雰囲気をそのまま残しつつ、コワーキングスペースと4つの貸しオフィスを配置した。コワーキングスペースは天井を取り払うことで開放感のあるスペースとなり、見晴亭のシンボル的な空間となっている。また、貸しオフィスも含め、窓からは上野原の山々や川が見晴らすことができ、リフレッシュした気持ちで仕事に打ち込むことができる。
まちを訪れる人や移住者が地域の人とつながる場として、大人と若者が出会い共に育む場として、新たな交流の拠点として、リノベーションによって再生された見晴亭。人と人、人とまちとが繋がり、上野原がより一層、魅力あるまちになっていくことを願って。

BEFORE


before image

昭和初期に盛り上がりを見せた上野原駅北口。その中心にあった旅館「見晴亭」。旅館としての営業を終了してからというもの、その後の20年数年間明かりを灯すことはなかった。都心から約1時間、上野原駅徒歩30秒という好立地であるにもかかわらず、日の目を浴びることのなかった場所だったが、昨今上野原市への移住者・移住希望者が増えていることから、移住者と地域住民との交流拠点の開設を検討。「上野原市にわざわざ来るきっかけを作りたい。」「学生と社会人が交流する機会を増やしたい。」「移住者の方々との交流する機会を増やしたい。」この3つの思いを軸として行政と連携、テレワーク交付金を活用してこの場所を再生し、2022年4月にコミュニティ&コワーキングスペースとして新たなスタートを切った。

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    • コワーキング
    • 費用
    • 3200万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他 / 屋外 / 耐震補強 / 断熱改修 / その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1952年4月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 325.51
    • 施工期間
    • 6ヶ月
    • 備考