コンセプトは「遠くに連れていってくれる 私の家」。
忙しい日常から解放してくれる、ゆっくりできる家を理想とするお客様に合わせて、リラックスできるような要素を散りばめました。
玄関を開けると、まるで全然違う世界に移動できるような、ブルーのグラデーションが彩る変化に飛んだ空間が広がります。
廊下は通常より幅の広い1.3メートルにし、大きめの洗面台を設置。メイクもできるように、収納も鏡もたっぷりサイズです。壁付にすることで浮いているように見え、まるでホテルで身支度している心地になる、気分が上がる洗面台になりました。浴室もホテルのようなタイル貼りやレインシャワーにするなど、贅沢な空間に心が弾みます。
眺望のよさを生かして、キッチンは窓に向かって調理できるペニンシュラ型に。
ダイニングはタイル敷きのインナーテラスと繋がっているため、心地よい光や風と相まって、まるで旅行に来たような、リゾートのテラス席で食事をしているような気分になります。
LDKに隣接している寝室は、観音開きのアーチ型のドアでドラマチックに。
扉を開けるたびに違う世界へワープするような遊び心に胸がときめきます。
水色のドアをくぐれば、壁や天井の深いブルーが広がり、落ち着いた眠りへと誘ってくれます。
こだわりを詰め込んだ、世界に一つだけのお城になりました。
BEFORE
クライアントは30代の女性。転勤があっても同じ県内で車通勤の為、駅から離れていてもいいことや、将来の売却や賃貸も踏まえて、都心よりも安い価格で購入できる郊外暮らしを選択しました。
決め手となったのは窓からの眺め。都心ではなかなか得られない、自然豊かな景色が広がります。
59.80㎡と一人暮らしには少し広めの物件だからこそ、ウォークインクローゼットや1DKも実現できます。
ライフスタイル、予算、やりたいことのバランスを考え、日常から少し離れてリラックスできるような、使うたびに心が弾むようなデザインの家を目指しました。