長年集められた大好きな小家具。
「畳文化でつくられてきた和家具は、どれも小ぶりで愛らしくて」
自分達の好きなものをうまく配置できる空間創りがテーマ。
土間スペースにポツンと佇む、下駄箱とホウキとバスケット。
SOHOの灯り窓のフレームと響き合う、水屋や机、小引き出し、椅子、バスケット。
和室だったバルコニー側は、障子を残してインナーバルコニーをつくり、縁側のある応接間が誕生しました。
「余白」と「つくり込み」のバランスで、小家具を空間に馴染ませる。
そして、そのひとつひとつのシーンが、あっち曲がってこっちの隙間をすり抜けてつながる、空間構成もとてもユニーク。
「大好きな町の大好きなマンションに、大好きな住まいができました」
ご家族三人で暮らすこの住まいには大好きが詰まっています。
BEFORE
好きなエリア、そこで好きなマンションがあって空きが出るのを待たれる方々も随分増えてきました。
何もいじっていない物件を心行くまで自分達の好みの空間にしたいと願っていたN様ご夫婦。
リノベしていない物件を待つこと3年。ようやく、手に入れました。