ベランダ側は2部屋に分かれていたのですが、「壁をとったらいいかも」とLDと合体。
すごく細長い空間になりなんだかのっぺり。そこで、ハコを2つご提案させて頂きました。
1つ目はベランダ側に天井まである壁、2つ目はLDの中に天井までない壁。
梁とのバランスを考えます。
造作デスクと本棚をセパレートタイプでゆったり配置し、つくり込みすぎず、何より余白を大切。
ウェグナーのソファや年代物のダイニングが映えますね。
何より、お子様が活き活きと走り回れます。
使う用途を決め過ぎず、居心地の良い距離感や高さを指標にして設計。
物や人は余白の中でこそ映える。
作り込むことを捨てれば、余白を作ることにそれほどコストはかかりません。
BEFORE
リノベーションでやりきりたかったSさんですが出会った物件はリフォーム済み物件。
ご予算もあり、キッチンやお風呂、トイレはそのまま。
独立型キッチンなど間取りも、もともとのカタチを活かします。