リノベのお仕事をしているからこそ、設計段階からどこに何を収納するかを全て計画し、一連の流れで家事が行えるように間取りを考えた。玄関収納の引戸は納戸側の扉も兼用。回遊動線とし、廊下からも納戸からも玄関へアクセス可能に。リビングから納戸への引戸はミラードアで、来客時は空間を明るく広く見せる効果があり。普段は開けておくことで、玄関からバルコニーまで風が心地よく通り抜ける。リビングの造作カウンターは、変形してローテーブルを兼ねる。子供部屋は遊び心を盛り込み、限られた空間の中でデスクとロフトベッドとクローゼットを設けた。全室インナーサッシを設置し断熱性も向上。全てのモノに住所を決めたことで、家族全員片付け上手になり、家事とリノベのお仕事をこれからも両立していきたい。
BEFORE
家族が増えモノも増えたので、無駄のない動線と収納計画で家事を効率的に行いたい。長女が小学校に上がる前に姉妹の子供部屋を確保したい。夫婦共にテレワークが増えた為、ワークスペースが欲しい。おうち時間が増えた為、家族や友人と過ごす時間が多いリビングを広く、スッキリとさせたい。家族がアトピーなので、出来る限り自然素材を使いたい。素材の魅力を感じられるよう、デザインは極力シンプルにしたい。デザイン性と清掃性を兼ね備えた商品を選定したい。