福島駅から徒歩15分圏内、福島県庁通りからもほど近い、築30年のマンションの最上階をリノベーション。
この部屋の最大の魅力は「最上階」の贅沢な眺望。その眺めを、「家事をしながら」「仕事をしながら」「寛ぎながら」楽しめるお部屋に生まれ変わらせた。
設計時の課題は、廊下や居室、水廻りスペースで高さの違う段差があったこと。それを「スキップキッチンフロア」「ステップダウンフロア」として、空間を分ける役割として活用し、違和感なく段差を楽しめるお部屋にした。
キッチンは、セパレートタイプを採用したことで作業スペースが広くなり、家族を巻き込んで料理を楽しめるようになった。
またワークスペースはガラスの格子窓を設置したため、自然光を豊富に入れつつ、リモートで打ち合わせを行っても音が気にならないようなプライベートを確保できた。
施工前の玄関は十分な広さと収納があったものの、暗い印象だった。
そのため大理石調のフローリングをメインにホワイト色で統一し、間接照明の光を拡散して、広がりのある空間に仕上げた。
玄関はお家の顔。ドアを開けた瞬間に「わあ!」という感動できるような印象を持てるようにコーディネートしている。
他にも、パントリーや室内干しスペース、生活スタイルに合わせて組み替えられるクローゼットなど、お家で過ごす時間が快適になるような工夫を施した。
BEFORE
十分な広さと収納があるものの、今一つ暗い印象があった。