家と椅子。めぐり、めぐる物語

マンション  /   エリア:兵庫県  /   掲載日:2021-09-21

マンション  /   エリア:兵庫県

掲載日:2021-09-21

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古き良きものを愛で、大切に使い続けていく――。「価値を循環させる」暮らし方が改めて注目される時代になりました。今回のオーナーは、とにかく椅子が好き。それも、ヴィンテージのデザイナーズチェアが大好き。そんな無類の椅子好きでもある旦那さまが家づくりで叶えた夢は「コレクションしている椅子をぜんぶ、家の至るところに並べて暮らすこと」でした。
「ヴィンテージ家具に似合うのは、新築の家じゃないと感じて」と、広いリビングと眺望が決め手となった中古物件をリノベーションして住まうことに。巨匠の手がけた名作に、革張りのチェア、雰囲気のあるスツールまでコレクションは30脚近く! リビングだけではなく、寝室やワークスペース、廊下まで、その時の気分次第で腰かけ、一息ついた視線の先には、自由に遊ぶ愛猫と、アート系の本、夫婦で集めたインテリアの品々。「自分たちの好きなもの」を包み込むオーダーメイドの家は大満足の仕上がりとなりました。
愛用の品を「循環させる」方法をオーナー夫妻は熟知されていて、手放す時は大切にしてくれる方に譲ったり、専門店に持ち込んだり。購入する時も自身の好みを熟知した行きつけのお店で相談。人のつながりからモノがめぐっているようです。リノベーションした古いマンションは昔からの住人も多くて居心地が良いそう。長く愛される家と椅子、どちらも、使い続けてこそ、その価値が循環していくのです。

BEFORE


before image

マイホームの検討スタートは、旦那さまが転職して転勤の可能性がなくなったことがきっかけ。購入した山手の中古マンションは、最寄り駅までバス移動になることがネックだったものの、家ですごす時間の心地よさと、夜景や花火が見える広々ルーフバルコニー、そして「広いリビングに椅子コレクションを置く」という夢が叶うことを優先して決定しました。プランニング中に設計担当から提案があった大きなRの壁は、空間のアクセントにもなっていて、夫婦ともにお気に入り! 無垢の床材や白壁、板張りの天井、壁一面の飾り棚、愛猫用キャットウォークなど、インテリアへのこだわりも随所に取り入れ、世界に一つだけのマイホームづくりを進めました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 2LDK
    • 費用
    • 1450万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1984年9月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 83.16
    • 施工期間
    • 3か月
    • 備考

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