”使えるものは使う”予算ありきのリノベーションに置いて鉄則ではないだろうか。
買取再販を手がける当社の元にやってきた、名古屋市内の住宅街に位置した当物件。
近隣は静かで保育園や小学校も近い、子育てに打って付けの場所だ。
お施主様がいない再販型リノベーションにおいて
プランニングする際に考えることは、オールマイティで誰からも好かれやすい内装、間取り。
そして、適正な価格で、住宅探しをされているお客様の元へお出しすること。
そのためには、予算の設定はとても重要である。
となると、使えるものは使うのが鉄則だ。
とはいえ27年が経過し、劣化しているキッチンや床は住宅探しをされているお客様を萎えさせてしまう。
良い塩梅を見つけ、誰からも好かれやすい住宅作りを行うのが当社の役目。
今回はLDK横の和室を今のニーズにあった大容量収納付きの洋室へ改修。
バルコニーからの光を最大限に取り込めるよう、建具もガラスがはめ込まれたものを選定した。
水回りはキッチンのみ新品交換し、木目のアクセントクロスで見せ場の梁とのコーディネートを完成させた。
インスペクションも行い、外壁など必要な箇所は全て補修済みだ。
売り出し早々お客様から好評をいただき、販売から約二週間足らずで契約。
使えるものを使い、適正な価格での販売に至れた再販型リノベーションの成功例である。
BEFORE
築27年、延床約114平米の木造二階建て+ロフト。LDKは梁をあえて見せた吹き抜けが木のぬくもりを感じられる。キッチンはオーダータイプのL字型が入っており、前所有者様のこだわりが随所に散りばめられていた。しかし時とともに劣化している部分も多く、バルコニーに面した10帖の和室を介して注ぎ込むLDKへの光は何処か足りないように感じられた。とはいえまだ築27年、空き家にするにはもったいない、そんな再生価値のある住居の戸建て再販リノベーション。