未来の地球の為に今リノベーションでなにができるか。
完全に新しいものに変えていくのではなく、住まわれていた歴史と新しいものとの融合を楽しみながら計画していった。
天井は既存のまま利用し、これまでの歴史を継承。
壁面はプライベート空間のみ造作し最小限で可変性のある空間。
床材は全面リサイクル材料を使用。
従来壁で仕切られていた空間はせっかくの3面採光がもったいなく、使用用途も制限されていた。
あえて壁で仕切らず可変できるようにすることでプライベート空間のみならず、ワークスペースになり、時には友人を招き、さらにはレンタルスペースとして貸出するなど様々なシーンで使える空間になった。
BEFORE
リモートワークがスタンダートになっている現在でいかに生活を豊かにするために選んだリノベーション。
もともと模様替えが大好きなお施主様。
賃貸の決められた間取りの中でのリモートワーク環境は良くなかった。
オンの時は自由なスペースでリモートワークができ、オフの時は近くの公園や街になじむカフェなどでリラックスできるような物件を選んだ。