ひとつのマンション内の10室を、リノベーション協議会に加盟する仙台の企業と協力し、「人」と「リノベーション」との出会いの場を創出しました。リノベーションを正しく広く知ってもらうために、各事業者の強みを活かし、モデルルームの開発やさまざまなイベントを開催し、それぞれ多くの方々にご来場いただきました。
同時期に現況とスケルトン、工事中やリノベ済み住宅を見比べることができ、かつ同一マンションでも全く異なるテイストの住居を見学できる貴重な機会を生み出す事ができました。
また、有限会社エルプラス主導で、仙台で活躍する各社の女性プランナーが各々プランニングした間取りを展示するイベントを開催していただきました。この試みは、リノベーションの技術力向上や手法の標準化にも繋がる場にもなったと思います。
こういった関わりを通して、仙台のリノベーション業界で活躍する企業との結束を生み、お互い切磋琢磨しながら業界全体の品質向上につなげていきたいと考えています。
今回、舞台となったマンション内では、リノベーションへの興味関心も高まり、その後もまた新たにリノベーション工事が行われているようです。このような動きが止まらぬようにこれからもチーム「R-Sendai」は前に進んでいきます。
BEFORE
リノベーション事業を開始し、これまで「リノベーション業界の普及と発展」と「リノベーション技術・品質の向上」に取り組んで来ました。
震災から10年という節目を迎えるに当たり、原点に立ち返って「リノベーション」という文化が仙台に根付き、さらに発展していくための活動を行いたいと考えていました。そこでリノベーション協議会に加盟する企業を巻き込み、会社の枠組みを超えた取り組みを強化することにしました。本プロジェクトは、そのはじめの一歩です。
広瀬川を望む、開放感豊かな眺望に恵まれた場所に建つ築46年のマンション。水と緑豊かな癒しに囲まれつつ、仙台駅にもほど近い、自然と都市のコントラスを感じることのできる仙台を象徴する物件のひとつです。このマンションの10室を使って行ったリノベーションの認知度向上を目的とした取り組みの紹介です。
