リノベはつづくよどこまでも

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2021-09-16

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2021-09-16

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ストックを活用して持続性のある暮らしを叶えるリノベーション。リノベーション・オブ・ザ・イヤーも来年で10年目を迎える今、2回目のリノベーションをする人が増えてきました。

築27年の中古マンションを購入して1度目のリノベーションをしたのは2007年。当時はご夫婦と猫の家族でお子さんはおらず、玄関スペースに丸い土間を作り、将来子ども部屋につくり変える予定でした。
それから14年が経ち、お子さんの誕生やライフスタイルの変化から住み替えを検討しましたが、社会状況の変化から暮らし慣れた住まいで2回目のリノベーションを決意。オレンジ色の丸い土間は、図書館の子どもコーナーのように使われ、デザインの仕事をしている2人にとってもアイデアをひねったりと、家族にとって大切な場所となりました。そこで家族4人の寝室を子供部屋に作り替えました。既存の小上がりにはソファの縁側を付け足し、昼間は家族のリビング、夜は夫婦の寝室として機能します。子供部屋は低い壁で緩やかに区切り、程よい篭り感がありつつも、光と風が抜ける明るい空間に。もう一方はワークスペース兼お昼寝スペースとして、将来は娘さんの子供部屋に変わる予定です。

別々のことをしていても、家族の気配を感じつつ、それぞれの居場所が緩やかに繋がる暮らしを実現しました。
10年のその先へ、さらに変化する暮らしに答え、住み繋ぐ住まいを叶えます。

BEFORE


before image

水回りと納戸以外は扉がなく、オープンな間取り。開放感がありつつも、家族が増えたため、家族それぞれのスペースがなくお互いに遠慮をして暮らしているような状況でした。
玄関を入ると、オレンジ色のアクリル塗装をほどこされた丸い床のエントランスホールがあり、ここは広告代理店に勤めるご主人の資料室兼ギャラリースペースとして利用しています。一度目のリノベーション当初は、このスペースを子供部屋にする予定でしたが、暮らしているうちに気に入ってしまい、家族にとって大切な場所となり、そのまま残すこととしました。コモルームと名付けられたオープンな2畳和室はごろ寝をしたり、洗濯物をたたんだり、ゲストルームや茶室となったりと多目的に活用されています。
寝室は上部が開いた壁で区切られており、キャットウォークも兼ねています。この部分をつくりかえることで、2つ子供部屋に改修することとしました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 複雑系LDK
    • 費用
    • 945万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1980年4月
    • 構造
    • 鉄筋コンクリート造
    • リノベーション面積
    • 68.01
    • 施工期間
    • 1+2ヶ月
    • 備考
    • 部分リノベーションを2回(1回目:2007年、2回目:2021年)(金額は2回の合計)