AFTER
広いラウンジと、広いオフィスを重ねたLDK空間をデザインしました。時にはご主人が家族を眺めながら働くオフィス空間であり、時にはお客様を迎えるホテルのラウンジのように。家族がのびのびと過ごせるよう、適所に収納などもデザインして快適に過ごせます。また色彩を多用し、構成美の要素を組み合わせ “ CUBISM - 装飾的立方体 – ” をテーマとした住まいになりました。時間に合わせてお部屋の雰囲気が変化して、それぞれの表情を楽しめます。想い描く暮らしを実現できるのが、リノベーションの魅力で、それを実現した住まいです。
リビングの一角に佇むご主人のデスクと、憩いの場所と働く場所に合わせてデザインした壁面収納は統一感を持たせて造作。壁面にはアートを飾る余白を持たせ、子どもの描いた絵や押し花など、MOEBE(ムーベ)のフレームに入れて世界に一つのアイテムを飾り、いつまでもその時の想い出をそっと演出しています。子どもの成長を見守りつつ、働く両親を近くに感じる、家族が仲良く、子どもも健やかに育つ住まいになりました。
BEFORE
以前の住まいでは完全個室のワークスペース。閉じ籠もって黙々と本を読んだり論文を書いたりと、家族を感じられることが少なかったご主人のリモートワーク。いつかマンションを購入してリノベーションし、ワークスペースを作るなら “ 子どもの姿を見ながら仕事をしたい ” という強い思いがあった。そこでリノベーション雑誌や書籍を50冊以上読み、ご主人と家族の欲求がみたされるデザインを追求。Sさんが購入したのは築6年のマンション。設備はまだまだ新しく、購入した状態でも暮らせるものだ。ただひとつ叶えられなかったのは、ワークスペース。
リノベーションをすることで、家族が想い描いていたリビングダイニングを手に入れることができました。