マンション / エリア:東京都 / 掲載日:2021-09-08
マンション / エリア:東京都
掲載日:2021-09-08
「今の自分がミライの自分にできること」
30代の独身男性が、未来を形にするための第一歩となった今回のリノベーション。
「結婚までは趣味にウェイトを置いた生活を送り、将来は賃貸物件として貸し出したい。
今もミライも、誰が住んでもワクワクできる空間作り」がコンセプト。
限られた予算とスペースの中でも、趣味や好きなことを最大限楽しめるデザインに。
将来部屋を貸し出す際にも、住まい手がカスタマイズできるよう、内装はスケルトンがベース。
光を遮っていたふすまを取り払い、床高も抑え無機質なモルタルにすることで時代に左右されない洗練されたイメージに。
業務用のシンクをマリンランプが照らし、新たに設置した配管もあえてむき出しにし、レトロ感を演出。
1つの場所に集約したキッチン・洗濯機・冷蔵庫・玄関収納は、4枚の引き戸で全て見えなくすることでミニマルな印象に。
もともとあった押し入れスペースは階段状のロフト型にし、下はリモートワークもできるユーティリティスペースに。
趣味である釣り道具やカメラを並べるギャラリーがあり、自分のお気に入りに囲まれた空間で過ごす。
ミレニアル世代と呼ばれる若者の想いでもある「今」と「ミライ」
その気持ちを最大限リノベーションで形にすることができました。
BEFORE
SRC構造の築50年以上の中古マンションの一室、玄関を開ければすぐそこには台所。
奥には昭和のまま時が止まったような和室が広がり、良くも悪くも懐かしさを感じる。ふすまが明るさを遮ってしまい、日中も蛍光灯が必要なほど薄暗い上に湿気も多く、そのまま暮らすには少々我慢を強いられる空間でした。
限られた予算であることは伺っていた為、オフィス一丸となって今とミライの自分へ向けた想いを形にする計画がスタートしました。