施主様に「これからも少しずつ住まいに手を加えていきたい」というお気持ちがあったので、今回の施工では手を加えすぎないように、工事範囲を広げすぎないようにしました。
そこでまだ使える設備(ユニットバス、キッチン)や建具等はそのまま利用し、内装もその既存物とマッチするナチュラルデザインに。古い畳の和室を洋室に改修し、クロスを貼り替え、古さが全面的に表れていた内装が新しく綺麗に生まれ変わりました。
古くてもまだ使えるものを大切にしながら、住まいの「これから」を楽しみに考えながら暮らしていける空間です。
BEFORE
施主様がおじい様・おばあ様から結婚後の新居として受け継いだ、築50年になるマンション。畳やクロス、一部設備等も老朽化が進んでいました。