昭和の時代、家は「男性が買うもの」だった。昭和60年男女雇用機会均等法の改正法成立を機に、平成の時代、女性の社会進出がめざましく進んだ。そして、今、令和の時代、「家を買う女性」が少しずつ増えている。
女性の場合、これからの人生どこでどう暮らしていくかは、家族構成の変化や働き方で大きく左右される。
これまで、女性が１人で家を買うことが躊躇われてきたのは、そうした「人生の転機」がいつ起こるか誰にもわからないからだ。
しかしながら、この誰にもわからない問題を解決し、「家を買う女性」になり得る方法がある。
中古マンションリノベーションだ。
新築マンションは綺麗だが、自分が住むには何か違う。リノベーションなら、あそこをこうして、ここをこうして。
もしも、人生の転機が訪れて、暮らしにフィットしなくなったら、売ることも貸すこともできる。
だけど何もなかったら、ずっと住み続けたいと思えるであろう「わたしの暮らす場所」
好きな家具を置き、お気に入りの雑貨を飾る。自分だけのルーティンにフィットする間取りにする。
仕事の日のための効率良い動線を確保し、休日は大好きな料理を存分にできるオリジナルキッチンを造る。
それは、ただ単に家賃がもったいないとか、資産形成ができるとか現実的な損得だけでなく、そこで暮らすことが心地良く、誰に左右されるでもない、わたしの幸せを感じるための手段なのだ。