空室が目立つ賃貸物件を、子世帯が暮らす部屋へリノベーションしました。
オーナーである親世帯の住まいの向かいにある賃貸物件。
入居者はいるものの、空室が目立つようになってきていたところ、
子世帯の新居として1室をリノベーションすることに。
一つ屋根の下で多世帯が暮らすという時代から、個人化していく社会において
家族の気配を感じながらも、子世帯が個々として活躍できる暮らしのかたちを実現。
賃貸をリノベーションして暮らすという選択は、今後の暮らし方の変化にも柔軟に対応できます。
さらには性能面も向上し、価値を上げることで次の世代へ受け渡す資産にもなりました。
間仕切り壁で区切られた暗く陽の当たらないキッチンを一番明るい場所に配置し、
料理好きな奥様が楽しめる空間へとレイアウト。
今後また賃貸になっても住まい手が暮らしを楽しめるよう、作り込みすぎない空間や
デザインを選択し、こだわりの照明や雑貨・家具などで暮らしを彩っています。
BEFORE
キッチンは一日を通して薄暗く、和室を2部屋有した賃貸物件でした。