犬5匹と、まず暮らしをつくる。

戸建  /   エリア:北海道  /   掲載日:2026-08-31

戸建  /   エリア:北海道

掲載日:2026-08-31

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全部を一度に直す予算はなかった。リノベーション費用は約1,500万円。犬5匹との暮らしをまず整えるため、水まわりと室内を優先し、外断熱や窓の更新は将来へ。既存の壁や階段、木製内窓、舟底天井も、使えるものは残すことにした。

正直、舟底天井を白く塗って残す案には迷いがあった。塗装して再利用するだけでは、施工会社が手掛けるリノベーションとして仕上がりが軽く見えないか。きちんと施工する部分と、施主自身がDIYで手を加えていく部分を、どう一つの家として馴染ませるかが気になっていた。

それでも、全部を新しくすることはできない。思い切って白く塗ってみると、印象は変わった。舟底天井だけでなく、隣の古い木製内窓まで自然に馴染んで見えた。同じ時間を経たものがいくつか残ることで、古さが浮かず、むしろ全体が落ち着いて見える。残すことは、単に工事を減らすことではないと気づいた。

完成後は施主自身がウッドデッキや家具をDIY。工事が終わってからも、この家には少しずつ手が加わっている。

BEFORE


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1973年築、約101㎡の補強コンクリートブロック造。北海道の住宅地に多く建てられた、三角屋根の一戸建てだった。
築50年を超え、水まわりをはじめ更新が必要な部分はあったが、躯体はまだ十分に使える。既存の階段、木製内窓、化粧合板、型ガラス、照明など、手を加えればそのまま使えそうなものも数多く残っていた。
決め手は建物だけではない。約290㎡の敷地には犬たちが走れる庭をつくる余地があり、周辺には緑も残っている。パートナーと犬5匹が暮らす場所として、この家と環境の組み合わせに可能性を感じた。
この家を約1,300万円で購入し、約1,500万円の予算でリノベーションを計画した。水まわりの更新を進めながら、既存の壁や階段、木製内窓、化粧合板などは状態を確認し、残すところと手を入れるところを一つずつ決めていった。

Before

After

    • 部門
    • 2000万円未満
    • 間取り
    • 2LDK+Dog
    • 費用
    • 1500万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他 / 屋外 / その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)
  • 洗面ボウル、鏡、棚等の一部設備・部材。浴室は施主が仕様を選定し、施工者が発注。

物件情報


    • 築年月
    • 1973年4月
    • 構造
    • 補強コンクリートブロック
    • リノベーション面積
    • 101.00
    • 施工期間
    • 約5ヶ月
    • 備考
    • 今回の工事では水まわりと内部空間を優先し、浴室・洗面まわりの断熱を必要な範囲で改修。既存の屋根、外壁、窓など、現時点で使用できる部分は生かしている。外断熱や窓更新等は、実際に暮らしながら必要性と優先順位を検討し、第2期以降の工事として計画する。引き渡し後もウッドデッキ、家具、収納などのDIYが続いている。

CREDIT