シェアハウスの楽しさを持ち帰る、ひとり暮らしの家

マンション  /   エリア:京都府  /   掲載日:2026-07-31

マンション  /   エリア:京都府

掲載日:2026-07-31

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本物件は、約9年間にわたりシェアハウスで暮らしてきた住まい手の経験から生まれたリノベーションである。
単身世帯の増加が進む一方で、人とのつながりの希薄化が社会課題として語られる現代。そのような背景のもと、「ひとりで暮らしながら、人とつながれる住まい」をテーマに計画した。
空間の中心となるのは、造作カウンターを備えたキッチンとゆとりあるリビングエリアである。シェアハウスの共用部で自然と会話が生まれていた体験を、住まいというプライベート空間に取り入れた。友人が気軽に集い、食事やお酒を楽しみながら思い思いに過ごせる場を住まいの中心に据えることで、ひとり暮らしでありながら人とのつながりを育める空間を実現した。

49㎡という限られた専有面積の中で、既存躯体を活かした大胆な天井計画や回遊性のあるレイアウトを採用し、実面積以上の開放感と居場所の多様性を両立した。また、将来的にインテリアやアートを加えながら、住まい手自身が空間を育てていける余白も意識している。

住まいに求められる価値が「所有」や「機能性」から、「体験」や「つながり」へと広がる時代。本物件は、ひとり暮らしの住まいでありながら、人が集い、関係性を育む場となる、新しい都市居住のあり方を提案している。

BEFORE


before image

1992年築のマンションは、設備や内装に経年劣化が見られ、細かく区切られた間取りによって空間全体の広がりを感じにくい状態だった。
49㎡の専有面積の中に、リビング、キッチン、洋室、和室が配置された従来型の校正で、住まい手の活動や使い方が限定されやすく、現代のライフスタイルとの乖離が見られた。
一方で、都心居住ニーズの高い立地に加え、天井高の確保しやすい躯体条件を備えていたことは大きな魅力だった。そこで既存ストックの価値を活かしながら、「人が集う居場所」という新たな視点で再構築した。
単なる住戸性能向上やデザイン刷新にとどまらず、住まい手の体験に着目し、現代の単身者が求める居心地の良さとコミュニティ性を両立できる住まいへの転換を目指した。

Before

After

    • 部門
    • 2000万円未満
    • 間取り
    • 1R
    • 費用
    • 1080万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


CREDIT


  • グローバルベイス株式会社
  • 設計・施工:グローバルベイスマイリノ株式会社(野口 大介)