







選んだのは、4つの窓から光が降り注ぐ角部屋。
目指したのは、今のふたりと愛猫に心地よく、これからの変化も受け止められる住まいです。
元和室は建具を取り払い、LDKとつながるフリースペースへ。
2方向から光が入るサンルームには将来子ども部屋にできる引き戸を設け、フリースペースにもカーテンで仕切れる下地を忍ばせました。今は大きく使い、必要になれば小さく仕切る。未来の間取りを、今決めすぎないための余白です。
キッチンを囲む大きなアールの開口は、既存梁を隠しながら空間に柔らかな表情を与えました。
愛猫は土間以外を自由に巡れるよう建具と動線を計画。玄関から続く土間には、ご主人念願の釣りスペースを設け、泥のついた道具も暮らしに持ち込みません。
結婚、猫との暮らし、趣味、そしてまだ見えない家族の未来。暮らしはこれからも変わっていくから、家を最初から完成させすぎない。今を心地よく、未来には自由を残す。ふたりの新生活を包む、しなやかな住まいができました。
BEFORE
離れた街で、それぞれに暮らしていたY様ご夫婦。
結婚を機に考え始めた、ふたりで暮らす家。ご主人は「まずは賃貸から」と考えていましたが、奥さまは「いずれリノベするなら、何度も引っ越す必要はない」と中古マンション購入を提案します。
そんなご主人の心を動かしたのが、「釣り専用のスペースもつくれるよ」の一言。
釣り道具に囲まれて眠っていた暮らしから、愛猫も、趣味も、これからの家族も心地よく過ごせる住まいへ。
ふたりの新しい暮らしは、中古を買ってリノベすることから始まりました。

