







本計画は空間を積み木のように組み合わせながら、モードによって変化する住居のリノベ―ションです。【背景】住まい手の変化(世帯構成やリモートワーク等の働き方など)に応じて建物が変化することで、住む人や使う人に永く使われて愛される建築となることを目指しました。施主であり隣地に事務所を構える工務店が設計・施工しているという特質を生かして、オフィスの拡張空間、ショールームや地域の防災拠点として活用できるよう空間をコモンズと称して内部に取り入れました。【変化する住居】住居とコモンズが形を変えていく手段として、「積み木」に着想を得て、ロゴにしました。それぞれの部屋を積み木のように組み合わせ、様々なモードに変化します。例えば現在は、住まい手の生活に加えて、Room-Cを中心としたもう一つの生活が可能なゲストルームのモードになっており、ショールームや試泊施設として人々を招く他、友人や子育てをサポートする母世代が寝泊りできるように使用しています。【省エネ・防災】本計画は、マンションのリノベーションながら創エネルギー・防災にも注力し、ZEH Oriented 相当の性能を有しています。太陽光発電、太陽熱給湯による創エネの他に、蓄電池とV2Hも備え、災害時にも自給自足が可能です。【内装】木材、漆喰、和紙、焼杉などで構成し、生態系で分解できることや流通に依存せず日本で手に入ることを重要視して選定しています。
BEFORE
4Fの避難口を、Afterではサブエントランスとして整備して、住居のプライバシーを確保しながらコモンズへ出入りすることを可能としました。

