Pale Veil ~西陽と暮らす空中の窓辺~

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2026-08-26

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2026-08-26

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75㎡の室内と40㎡のバルコニーを、ひと続きの住まいとして捉え直した自邸リノベーションです。中高層地域と低層地域の境界に建つこの住戸は、西側に低層住宅地へ向かって大きく開けたバルコニーを持ち、その開放性が最大のポテンシャルでした。一方で、強い西日や日射、外部からの視線をどう受け止めるかが課題でもありました。

そこで、日差しを遮り、視線を和らげ、風を通しながら、室内の光の表情を変化させる装置を窓辺に設えました。日本の伝統的な建具「蔀戸」を参照した、上げ下げできる薄い膜です。透過度の異なるファブリックを内部側と外部側に重ねることで、光をやわらかくコントロールし、その下部にはデイベッドや縁側を設け、内外を感じながら過ごせる窓辺空間をつくりました。膜越しに現れる日々の生活は、閉じた室内に留まらず、都市に対するやわらかなファサードにもなります。四季の太陽の動きに合わせて、住まいが呼吸するように変化する窓辺です。

また、幹線道路や鉄道が近い東側には、キッチン、WIC、収納を配置し、都市の喧騒とのバッファーとしました。個室はすべて引戸とし、欄間を設けることで、閉じていても光と風が住戸全体に通る構成としています。Pale Veil は、日本民家に見られる「一屋一室」のおおらかさを、現代の都市型マンションへ更新する試みです。

BEFORE


before image

西側の開口とルーフバルコニーがうまく生かされていない3LDKの間取りでした。

Before

After

    • 部門
    • 2000万円未満
    • 間取り
    • 3LDK
    • 費用
    • 1750万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他 / 断熱改修
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1981年6月
    • 構造
    • 鉄筋コンクリート造
    • リノベーション面積
    • 75.47
    • 施工期間
    • 3カ月
    • 備考

CREDIT


  • HAMS and, Studio 一級建築士事務所 伯耆原洋太
  • 株式会社ルーヴィス 平井聡吾 重久萌