都心の邸宅

マンション  /   エリア:福岡県  /   掲載日:2026-08-25

マンション  /   エリア:福岡県

掲載日:2026-08-25

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目指したのは、都心にありながら、外の喧騒から切り離された静謐な住まい。

空間を構成する要素を丁寧に選び直し、装飾を重ねるのではなく、余計なものを削ぎ落とす「引き算」の設計を軸とした。
漆喰塗装の壁や天井はグレーを基調に抑え、床や建具、造作家具までニュートラルなトーンで統一。
異なる素材を用いながらも色彩を抑制することで、それぞれが主張することなく、空間全体に連続性をもたせている。

リビングは、ソファに合わせた高さと奥行き、幅をミリ単位で調整して床レベルを下げた造作。
天井高3.4mの解放感とダウンフロアによる没入感を演出している。
また、大判タイルの壁面や造作家具を建築の一部として納め、生活に必要な機能を空間の中へ静かに溶け込ませた。

照明も均一な明るさではなく、光と影によって素材の表情や奥行きを描くよう計画。
廊下の先へ続く光、壁面をなぞる間接照明、天井を走るフラットな光が、時間とともに異なる表情をつくり出す。

モノを減らすことではなく、必要なものだけが美しく存在すること。
都市の中に静かな余白をつくり、自分の時間をゆっくりと取り戻すための住まいへと再構築した。

BEFORE


before image

福岡の中心地にありながら、都市の喧騒から一歩距離を置くように佇む住まい。

マンションの共用エントランスとは別に設けられた専用門。
その先には、1階区分の独立性を備えた約152㎡の空間が広がっていた。
もともと店舗であったこの空間は、利便性やセキュリティといったマンションの機能を享受しながら、戸建てのようなプライベート性を併せ持つ、希少な住環境である。

この場所が持つポテンシャルを最大限に引き出すため、既存の間取りや意匠を一度解きほぐし、空間そのものを再構築することから計画をスタート。

目指したのは、都心にいることを忘れるほど静かで、上質な時間が流れる住まい。
余計なものを削ぎ落とし、素材、光、余白を丁寧に整える、ミニマルな空間づくりが始まった。

Before

After

    • 部門
    • 2000万円以上
    • 間取り
    • 3SLDK
    • 費用
    • 6890万円(税込)
    • 形態
    • 再販モデル
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1992年2月
    • 構造
    • 鉄骨鉄筋コンクリート造
    • リノベーション面積
    • 152.03
    • 施工期間
    • 6ヶ月
    • 備考
    • ソファ、リビングテーブル、ダイニングテーブル、ダイニングチェア、ベッド等、家具家電込みの施工費用となります。

CREDIT


  • 株式会社レトリック