やわらかに分ける-共創と成長を実現する開放型ラウンジ

その他  /   エリア:東京都  /   掲載日:2025-09-19

その他  /   エリア:東京都

掲載日:2025-09-19

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品川区を含む広範な競合ビル群がひしめく中、当ビルが競争優位性を確立するための解として、入居テナントのエンゲージメントを高める「開放型ラウンジ」を提案します。

4階リノベーション区画の当ラウンジは、入居テナントに常時開放。当ビルが位置する品川シーサイドフォレストの象徴でもあるオーバルガーデンをレイアウトに採用し、壁や仕切りを極力排することで空間をやわらかに分けました。多様な座席配置と視線が交差しにくい設計は、作業や商談、リフレッシュなど多様なニーズに柔軟に対応。また、無料・有料のドリンクや軽食設備は効率的な栄養補給をサポートします。

これらにより、ビル側は事業拡大によるオフィス移転リスクを軽減、入居テナントは従業員満足度の向上と、それぞれが抱える経営課題に対する具体的なアプローチとなります。

加えて、当社運営のレンタルオフィスは、スタートアップや小規模事業者にも門戸を開放。事業の成長度合いに応じてビル内で柔軟に移転できる環境を整えることで、ワンフロアを借り上げる大規模企業から成長途上の企業まで、多様なテナントニーズに対応し、ビル内部で事業の成長と循環を生み出します。

当ビルは「柔軟な働き方を支える空間」と「ビル内部における事業の成長と循環」という付加価値を提供し、競合他ビルとの差別化を図るだけでなく、資産価値向上を目指していきます。

BEFORE


before image

当プロジェクトは、品川シーサイドキャナルタワーのオーナーより、ビル資産価値のさらなる向上を目的とした要望を受け始動しました。

品川シーサイドフォレストに位置する当ビルは、築年数こそ経過しているものの、その立地は魅力的。一方、コロナ禍を経て多様化する働き方や出社回帰の動きの中で、従来の画一的なオフィス空間に対するテナントニーズは変化し、柔軟な機能を持つ物件への需要の高まりが見られている状況でした。

この流動的なマーケット状況と、品川区を含む広範な競合オフィスビル群との比較において、当ビルのテナント区画には、立地の魅力だけではない新たな付加価値創出による差別化と、多様なテナントニーズへの対応力強化が求められていると考えました。

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    • ワンフロア
    • 費用
    • 14000万円(税込)
    • 形態
    • 賃貸リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2002年9月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 661.42
    • 施工期間
    • 3.5ヶ月
    • 備考

CREDIT


  • 株式会社WOOC 代表取締役 阪谷泰之 開発担当 関戸 信之亮 設計・監理担当 苫米地成晃
  • 協力会社 設計:株式会社REM