東京都心エリアのマンションの高額化が進んでいる。マンションの開発会社は値段に見合うよう、ガラス張り、タイル仕上げ、大理石など、こぞって高級感のある演出に力をいれている。今回の設計ではそんな流れと逆行するように、ナチュラルで木のやさしさを感じられる、時代に流されない空間を目指してプランニングした。ナチュラルな中にも洗練された素材を選定することで、エリアに見合うグレードを感じられる空間にできるように工夫した。
BEFORE
閉鎖的なキッチンスペース。暗く圧迫感のあったＬＤＫ
