アカシアとオレンジタイルの戸建てリノベ

戸建  /   エリア:宮城県  /   掲載日:2025-09-18

戸建  /   エリア:宮城県

掲載日:2025-09-18

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家族のこれからを見据えて暮らしやすく再構築したリノベーションです。将来的に5LDKへも変更可能な設計を採用し、子どもの成長や家族の変化にも柔軟に対応できる余白を持たせています。まず、1階には帰宅後すぐアウターや鞄を収納できるWICと、玄関近くに大容量のパントリーを設置。家事動線を意識し、整理整頓のしやすさが日常の快適さにつながるよう配慮しました。もとは区切られていたダイニングとリビングの間にあった壁を撤去し、柱と筋交いを現しにすることで開放感を向上。東側からの光を取り込むことで室内が明るく、家族が自然と集まる空間になっています。LDK横の洋室には広めのカウンターを設け、書斎や家事室、趣味の部屋など用途に応じて活用可能に。リビングとのあいだには室内窓を入れ、隣接する空間の気配を感じられるように設計されています。2階は現在2部屋構成ですが、広い方の部屋は将来間仕切りを追加することで3部屋に変更できるように構築。子ども部屋やゲストルームなど、使い勝手を家族構成に応じて変えられます。素材にもこだわり、1階床にはアカシアの突板を採用し、柱や筋交いも露出させてナチュラルな風合いを演出。パントリー内部のオレンジタイルは以前キッチンで使われていたものを再利用し、味わいと一体感のあるデザインを重視。2階のクCLには柄入りのアクセントクロスで遊び心を添え、家族それぞれの個性が表れる住まいとなりました。

BEFORE


before image

築40年の4LDK戸建ては、収納や動線に課題を感じていました。玄関周りには十分な収納がなく、帰宅後の荷物やアウターの置き場に困ることが多く、日常生活の快適さに影響していました。ダイニングとリビングは壁で区切られ、家族が集まる空間としては閉鎖的で暗く、開放感に欠ける印象でした。2階の広い部屋も将来的な部屋分けや使い方を考えると柔軟性に乏しく、ライフスタイルの変化に対応しにくい状態でした。「明るく広々とした空間にしつつ、収納や動線も整え、家族それぞれの暮らしに応じた使いやすさを実現したい」との思いから、今回のリノベーションに踏み切りました。

Before

After

    • 部門
    • 1500万円以上
    • 間取り
    • 4LDK
    • 費用
    • 1600万円(税込)
    • 形態
    • 再販モデル
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1985年8月
    • 構造
    • 木造二階建て
    • リノベーション面積
    • 119.00
    • 施工期間
    • 4ヶ月
    • 備考

CREDIT


  • 設計 株式会社i-Plain 担当 小笠原 麻央
  • 施工 株式会社i-Plain 担当 佐々木 壮太