こもる場所、ひらく場所

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2025-09-18

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2025-09-18

いいね!と思ったら、
ハートをクリック! 42

renovation image

開かれた場所も、こもれる居場所も。
そのあいだにある、やわらかなつながりを大切にしました。

家族3人が心地よく暮らせる空間を作り上げるため、
お客様からは「くつろげる小上がり」や「特別感のある素材」
「写真や本を飾れる場所」と「すっきりと片付く収納」という要望をいただきました。

リビングの一角に設けた小上がりは、ゆるやかにこもれる居場所。
その床下にはたっぷりと収納を仕込み、気配を見せずに機能を持たせています。
また、寝室には回遊性のある広々としたWTC、廊下には有孔ボードを設け、写真や本を飾る“見せる収納”もプラスしました。

空間の主役でもある既存の梁を活かして設えた大きな蒲鉾型のアーチは、
部屋と部屋のあいだにやわらかな境界をつくり、
視線や気配が自然に行き交う、空間のリズムを生み出しています。

日々の暮らしに必要なものと、大切にしたいもの。
それぞれが、ちょうどいい距離で共存しています。

住まいの中に、小さな工夫をいくつも潜ませ、
家族の時間がほどよく交わり、やさしくひろがる空間となりました。

BEFORE


before image

1984年築(築41年)の両面バルコニー付き3LDK。居室は洋室2室と和室1室で、それぞれ独立。水まわりは北側にまとまり、キッチンは壁付けでやや閉鎖的。間取りは細かく仕切られ、開放感や可変性は控えめな印象だった。

Before

After

    • 部門
    • 1500万円以上
    • 間取り
    • 2LDK+小上り
    • 費用
    • 2170万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1984年2月
    • 構造
    • 鉄骨鉄筋コンクリート造
    • リノベーション面積
    • 79.21
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考

CREDIT


  • 設計 株式会社WAKUWAKU 代表取締役 鎌田友和 担当 小貫奈那 金子美里