20代のお孫さんが結婚を機に、空き家になっていた祖父母の家をリノベーションしたいとのご依頼。
開放的なリビングや、壁に使われているシナベニヤは、若い2人にはとても新鮮のようで、
この雰囲気を残しつつ、今の生活にあった暮らしが出来るようにして欲しい。
水回りは全て当時のままなので、設備を一新し、キッチンは子育てを想定して対面キッチンに。
当時はリビングの床下は土間打ちの中に床暖暖房を仕込んであったが、
もう何年も前に壊れて、使い物にならず直す事も出来ないので、床を上げて断熱材を施し、
窓回りは2階もインプラスを取り付けて予算内で出来る断熱工事を施しました。
玄関に一番近い和室は、ガラッと雰囲気を変えて、奥様がお仕事で使うネイルサロンに。
奥様の好みの一室に生まれ変わりました。
BEFORE
祖父母が地元の工務店に依頼して造ったシナベニヤ張りの懐かしい木造住宅。
日当たりは良く風通しも良い吹き抜けのある開放的なリビング。
ただ、断熱の考慮などは時代的に一切されていなく現代の日本には不向き。
水回り設備も当時のままなので使い勝手が悪い。