暮らしに合わせて変化する間取り。

マンション  /   エリア:大阪府  /   掲載日:2025-09-01

マンション  /   エリア:大阪府

掲載日:2025-09-01

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本物件は大阪市内の利便性に加え、教育施設や公園が点在する子育てに適した住環境と職住近接を実現する立地が特長。「家族の成長に合わせて暮らせる可変性のあるお部屋」をテーマにリノベーションを行い、柔軟な住まいを提供。将来を見据えて個室数を重視する要望も多いものの、子供が個室を使う期間は意外と短いという視点から、小さいうちは家族で広々とした空間を共有し、成長に応じて適度な距離感を保てる間取りを採用。引戸で仕切れる可変性の高い設計が特徴で、LDK横の洋室は三連引戸を活用することで開放的に一体利用が可能。洋室同士も引戸で仕切り、風通しとプライバシーを両立させた。豊富な収納や水まわりへのアクセスの良さも家事の効率を高めている。キッチンカウンターは作業台としても活用できる奥行きを持たせた設計に加え、アイコニックなニッチスペースで生活感を抑えつつデザイン性を向上。ダイニングで使用する調味料や文具も収納でき、コンセントを計画することでスマートフォンの充電拠点としても便利に活用可能。廊下をクランクさせることでゆとりある玄関ホールが生まれ、そこにもニッチを設けることで季節の小物を飾れる空間を創出。来訪者を迎えるアイキャッチポイントにも。内装は明るい白の壁やオークの床でニュートラルにまとめており、家具や小物で住む人の個性をさりげなく表現できる住まいを実現した。

BEFORE


before image

本件は築年数が経過しており、狭小住戸でプランも魅力的ではなく非常に厳しい案件で合ったことを記憶している。しかしこのエリアは文教地区といわれるエリアで教育熱心なご家庭も多く、また有名私立校も数多く点在しているため一時的にこの地に住みたいと思われるユーザーが必ずいると信じ買取を実施した。プランについては間数を2つにするのが一般的ではあるが、本件はそもそも2LDK+納戸表記となるため間数を減らすと1LDK+納戸(DEN)という表記になってしまう。ファミリー層を取り込むには間数は必要と考え、大きな変更は望まず使い勝手の良い開放的なプランにして欲しいとオーダーした。個人的には玄関からの廊下に少し余裕を感じていたため文庫本を置けるような本棚を設置するプランはどうかなと考えていた記憶がある。

Before

After

    • 部門
    • 800万円未満
    • 間取り
    • 2SLDK
    • 費用
    • 670万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1995年9月
    • 構造
    • 鉄骨鉄筋コンクリート造
    • リノベーション面積
    • 64.74
    • 施工期間
    • 2.5ヵ月
    • 備考

CREDIT


  • 施主 阪急阪神不動産株式会社
  • 設計 阪急阪神不動産株式会社
  • 担当 長澤宏晃、寺谷学、山下亜海、南場浩二、西田友輝