朝が気持ちよく過ごせるように、東向きにダイニングを設置、人を招くことも考え、LDKを広く確保しました。
また、普段仕事が忙しいお二人だからこそ、「したい暮らし」を保つために家事導線や機能性、効率性にもこだわりました。洗面スペースからウォークスルークローゼットに繋がっており、ドラム式洗濯機や浴室までも一直線の導線になっているので、効率よく家事をこなせるようになっています。
また、お二人とも同時にリモートワークがあるため、ワークスペースにもこだわりました。
明るい採光が入るように壁の上部に隙間を設けていたり、扉はあえてガラス戸にすることでお互いが何をしているかがすぐにわかるような工夫を凝らしました。来客時に「見せる場所」「見せない場所」を切り分けるために、プライベート空間とパブリック空間を分けてゾーニング。天井の高さと床の色を変えることで視覚的にも切り替えました。
これまで”写真”のためだった朝ごはんも”暮らし”のための朝ごはん=「真実の朝食」に変わっていきました。
料理をはじめ生活全体が丁寧になり、人を招いたり、本を読んだり考え事をする時間、したかった時間が自然と増えるようになり、暮らしが変わったことを実感しているそうです。こうした暮らしが10年後、20年後の自分たちの人生に大きな影響を与えると感じられています。
BEFORE
同性パートナーでお2人暮らしのお施主様。
写真が好きでInstagramに写真を載せるのがご趣味。しかし、日々お忙しいお二人は急いで作った味気のないホットケーキの写真をとってアップロード、そんな朝食をお二人は「偽りの朝食だった」と話されています。
リモートワークが多くお仕事も多忙なお二人は朝はギリギリまで寝て、寝ぐせがついた髪の毛とパジャマ姿のまま仕事を開始していたり、自炊する余裕がなくコンビニのパンが毎日の朝食。
理想の暮らしは、インスタ映えする「偽りの朝食」ではなく、手作りの美味しい朝ごはんを食べたり、日記を書いたり、友人を招いてホームパーティをしたりする丁寧な暮らし。「真実の朝食」を求めて、物件購入とリノベーションを決意しました。
選んだ物件は、朝が気持ちよく過ごせるように、東向きに窓がありLDKをつくれる2LDKの物件です。