住宅街に現れた200㎡のホテルラウンジのような邸宅。
物質的に満たすだけではなく、精神的な充実感や安らぎを感じる、どこにいても感じる視界の抜けと、時間的なゆとりさえも与えてくれる「空間のあき」をつくり、招かれたゲストが上質な時間を過ごせるような空間をつくりました。
心地よさを感じる温かみのあるホワイトカラーややわらかなファブリック。クラス感・高級感を感じる重めのダークトーンの木材、共用部の落ち着きや上質感を継承する石材。重すぎない贅沢な空間を演出するカラーバランスにしています。
廊下の動線を無くし、玄関からすぐにゲストルームに入れるようにし、ゲスト専用の水回りも計画。寝室には、ベッドスペースとは別にプライベートでくつろげるスペースを設け、日々の喧騒から離れ、リラックスできる時間を持てるようにしました。
BEFORE
廊下の長い、それぞれの居室・リビング・キッチンが独立した昔ながらのプラン。1階ということもあり、玄関や廊下は明るさがなく、広さはあるが開放感が感じにくいプランでした。