マンション / エリア:東京都 / 掲載日:2024-09-13
マンション / エリア:東京都
掲載日:2024-09-13
「カーテン1つでも自動で操作できたなら。ホテルライクというより、もはや「ホテル」の域。これを体現したかった」
ホームオートメーションとは、家庭内の様々なデバイスやシステムを自動化し、家全体を効率的に管理することを目的としたシステム。
照明、冷暖房、電気機器などデバイスを統合し一元管理。家庭内の住宅設備を一括して制御する。
スマホやタブレットで外出先からでも操作、監視が可能。今回はKNXシステムというシステムが採用されている。
寝室をはじめ、どの部屋のライトもふんわり優しく灯り、スイッチひとつでお好みの光量に調節可能。
もちろん、ブラインドも自動で開閉。
インターネットで操作するIoT家電も浸透しつつあるが、エアコンならエアコン、洗濯機は洗濯機と、個別アプリでの操作になる。
その点、KNXシステムはひとつでいい。身近なデバイスでその場で即座に操作できる。
「だって、便利ですから」
最新のITツールを駆使した利便性で住まい手ニーズに細かく対応する住環境は、贅を尽くしたホテルまで行かなくても、ホームオートメーション化した自宅で味わえる時代となった。
世界で500以上のメーカーが8,000種ものKNX対応機器を販売しているが、導入コストやプライバシー保護の懸念などエンドユーザーへの浸透にはもう少し時間を要するだろう。
BEFORE
都市生活の利便性と快適さを享受したタワーマンションでのリノベーション事例。
築15年とのこと、いったいどこをどのように改修するのか施主に聞いてみた。
「朝起きて天井を見上げると、眩しい照明が目に入るのってどうなのかなと。目覚めたての体は、明る過ぎない心地よい光でスタートしたい」
施主が考える「ホテルライク」とは、昨今定着している「インテリアや設備が洗練されている空間」とは一線を画す。
例えば、ホームオートメーションを基盤とした、ベッドサイドからでも少ない操作で快適なシーンを決められる便利さの実現。