L型の対面キッチンにダイニングの機能を兼ねたカウンターテーブルを設け、空間を有効に活用したプランをご提案。家族の集いやすさに加え、リノベーション前よりも広く感じられるようこだわりました。間仕切りを増やすと狭く感じてしまうため、リビングに隣接させてトイレ・洗面台を設置。段差で床の素材を変え、空間を緩やかに区切っています。結果的に家事・生活動線も動きやすく改善できました。
内装は「家の中は最低限の明るさで良いので、好きなインダストリアルな空間を実現したい」というご要望から、白い壁紙を使わずコーディネート。照明・家具・カーテンなどのスタイリングもお手伝いしました。建具はすべてチャコールブラックをセレクト。建具枠もブラックでまとめ、空間を引き立てています。LDKに採用したグレークロスや廊下のコンクリート柄クロスとも相性抜群。ブラスゴールドの取手がポイントになっており、リビングのブラケット照明や洗面のトグルスイッチともリンクさせています。
カウンターテーブルは食卓以外に勉強や仕事でも兼用できるよう、コンセントを設置。リビング内にはお子様のベッドスペースも設けており、成長に合わせフレキシブルな使い方ができます。いつでも”今”にちょうどいい暮らしに対応できる工夫が詰まった住まいです。
BEFORE
築40年超のマンションは室内の経年劣化が進み、家族のコミュニケーションが取りづらい間取りにもお悩みでした。