『Work is Fun!』茅ヶ崎を感じるシェアオフィス。

その他  /   エリア:神奈川県  /   掲載日:2024-09-05

その他  /   エリア:神奈川県

掲載日:2024-09-05

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ー「職・住・遊近接」茅ヶ崎のワーカーが集うシェアオフィスー
近年、茅ヶ崎市は子育て世代の転入数が増加しており、レジャーや商業は充実しているものの生活の一部である「働き、学べる」場所が求められていた。
そこで、茅ヶ崎駅北口から歩いて約4分、レトロな雰囲気の残るエメロード商店街に新たにコワーキング&シェアオフィスを計画した。
もともと小規模な商業施設であったこのビルは、シャッターに囲まれたまま使用をやめたエスカレーターや道路斜線によって傾斜した壁面など、建物の個性が色濃く残るフロアとなっており、シェアオフィスを計画するにあたり、「茅ヶ崎らしく働く、自分らしく学べる」空間、「地元の人々に愛される」場所を目指した。
全体的に、「海の家」を想起させる空間の中、フロア中央のシャッターには地元茅ヶ崎で活躍しているアーティストの方にウォールアートを依頼。この方のアートは、茅ヶ崎の街中で多数見つけることが出来るため、地元の人々にとってより愛着のある空間となることに寄与している。
また、傾斜した壁面にはボルダリングを施し、オフィスの中に「遊び心」を散りばめ、エントランス正面にはサーフボードやビーチクルーザーなどをディスプレイし、入る度にワクワクさせる入口となるよう計画した。
この場所が、茅ヶ崎の人々にとって自分の成長や新たなビジネスが生まれる「居場所の一つ」となり続けることを願う。

BEFORE


before image

1989年築、RC造の6階建て、延べ床面積約3800平方メートルの元商業ビル。現在は、事務所や学習塾、クリニック等が入居するビルであり、3Fのフロアは空室となっていた。
駅まで約4分、市役所まで約5分の好立地に立ち、サザンビーチまでは20分も歩けば着くことが出来る。設備やトイレ等の水回りは、可能な範囲で再利用し、独特な平面形状の中でどのように価値を上げていくべきかを議論し、計画を進めた。近隣の駅でもコワーキングスペースやシェアオフィスのマーケットが過熱している中、ただ働ける場所を提供するのではなく、茅ヶ崎に住み、働く人々に親しまれ愛される場所づくりが必要と考えた。

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    • 1フロア
    • 費用
    • 7000万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他 / その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1989年9月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 617.56
    • 施工期間
    • 2.5ヶ月
    • 備考

CREDIT


  • 施主 株式会社WOOC 代表取締役 阪谷泰之  開発担当 関戸信之亮  設計担当 石井紀央  施工担当 苫米地成晃
  • 協力 株式会社オフィス空間  担当 池田貴輝 中棚和彦