都心のタワーマンションをご購入されたご夫妻。
台形ような、異形状の間取りが活きる暮らしをご提案しました。
【台形のハコを活かした間取り】
物件全体が台形のような形状をしており、使いにくさを懸念されていたお施主様。
おおきく間取りは変えないものの、キッチンの間仕切り壁を撤去し開放感のある空間に。
【内から外に抜ける視線】
リビングと洋室の大きな窓がこのお住まいの特徴。
玄関からリビング、リビングから洋室に繋がる建具をガラス戸にすることで、都心の眺望をどのお部屋からも感じられるよう設計しました。
【素材感】
ベースカラーを統一することで、外からの光で空間に彩りがもたらされます。
床のタイルやキッチン、壁面は白でまとめ、プライベートな空間である水まわりはシンプルで使いやすく、明るくホテルライクな空間を目指しました。
シンプルな空間に立つ大きな柱をデッドスペースとせず、木の温かみが心地よいアクセントになるようにリブ装飾を施しました。
【愛猫との暮らし】
2匹の愛猫ものびのびと暮らせるよう、リビングと寝室の間の建具にはキャットドアを設けました。
タワーマンションに多いこの"異形状の間取り"という条件をアイデアによってプラスに置き換え、
在宅でのお仕事も多く夫婦ともに家で過ごす時間が長いからこそ、細部までこだわった空間に仕上げました。
BEFORE
タワーマンションに多い異形状の間取りをどう活かすか悩まれていたお施主様。
L字型で奥まっていたキッチンの使い勝手を特に気にされていました。
食器も多くお持ちだったので、収納を確保しながらゆったりと使えるアイランド型をご提案しました。
持て余していた存在感のある大きな柱にはリブ装飾を施し、自然でありながらすっきりとした空間にも馴染む仕上がりに。
全体に明るくホテルライクでありながら、壁面のどこかにアクセントとなる要素を入れたいというご要望も取りこみ、洗練された空間になりました。