白と木の組み合わせがシンプルでここちよい空間。フローリングには国産のアサダという無垢材を採用しています。均一な表情ではなく、一枚一枚木目の出方が大きく異なっています。やわらかい印象と対照的に硬さのあるアサダは、個性の強さを持ちつつ、経年変化により光沢が出て変化していく、味わい深い特性を長く楽しんでいくことのできる素材です。
ポイントの玄関、WC、リビング、キッチンに造りつけた積層合板による収納たちは、小口に木の積み重ねにより生み出されるきれいなストライプが見えています。カップボードの引き戸には四角い欠き込みを、引き戸や開き戸の収納には丸い手掛けを設け、いずれもハンドルがなくフラットな仕様になっています。積層合板を引き立たせるシンプルな空間にはミニマムデザインの白いキッチン、カップボードの面材はキッチンパネルと合わせたグレーの少し憂いを帯びたトーンを選び、すっきりさにこだわりました。
アレクサを配置し照明器具、家電のコントロールを行う事もでき、デザインだけではなく暮らしの面でもすっきりスマートに暮らすことができます。
BEFORE
リビング続きの和室は扉を閉めると自然光が入ってこず、
キッチンは壁で囲われていて、実面積より狭苦しく感じる閉鎖的な空間でした。
窓から入る自然光が奥まで届かず、立地を生かし切れていない間取りでした。