リノベーション当時から、インダストリアルな空気が漂う「ブルックリンスタイル」の空間に憧れていたお施主様。今回は、要望を細部まで実現した「ブルックリンスタイルの住まい」をご提案しました。ブルックリンスタイルの再現として、リビングと室内干しスペースの間に、本物のフェンスを設置しインダストリアルのリアルな世界観を再現。室内干しのポールは、空間の雰囲気にあわせて本物のガス管を使用することで、空間に遊び心をプラス。LDKの一角は、将来は子ども部屋としても使えるように設計しました。キッチンは、省スペースでも設置可能な二型キッチンを採用。コンロとシンクがローマ数字のIIを描くようにそれぞれに配置されており、作業スペースや収納を多く取れるようプランしました。また、パントリーも設け、食材や日用品・書類などをまとめて収納が可能。すっきりとしたキッチン空間を実現しています。洗面台は既製品の台と三面鏡を組み合わせて“造作風”に。タイル調の壁のクロスとヘリンボーン柄のフローリングが空間のアクセントになっています。洗面室の向かいには、ウォークインクローゼット付きのご夫婦の寝室を配置。体と心を休めるための落ち着く空間に整えました。