海に近い立地にあるタワーマンションのリノベーション事例です。
バルコニーから海のみえる立地を生かして、日常の中でもリゾート気分が味わえる『ホノルルテイスト』の内装デザインでまとめました。ヘリンボーン、パーケットフロア、アクセントクロスなど、木目とアクセントカラーを組み合わせることでリゾート気分を演出しています。クローゼットドアを開けると現れる南国植物の『モンステラ柄』の壁紙が設計士のお気に入りポイントです。また、リビングで目を引くグリーンのアクセントクロスは一見派手に感じますが、内装の色と調和させることでくつろげる空間にまとめています。一番のおすすめ空間は『トイレ』。リビングとは別のグリーンのクロスを4面に貼り、適度な照度の照明を設置することで落ち着ける空間を演出しています。
BEFORE
もともと1LDKで構成されていおり、玄関ドアを開けるといきなりリビングダイニングが現れる間取りは、プライバシーが確保しにくく、この物件の最大の難点だと感じました。また、リビングダイニングが必要以上に広く、うまく空間を活かせていませんでした。タワーマンションのため、バルコニー側が1面がガラスサッシになっており、新規で間仕切り壁を造作したり、天井に埋め込まれた設備を移動したり、間取りを変更するのが非常に難しい案件でした。