11Fの高層階で面積110㎡あるマンションのリノベーション。
一般的なマンションに比べ広く、上層階でとても贅沢と言える当お部屋。
創り手からするとこの美味しい素材を直球勝負でリノベーションした。
トレンドの素材や~風や~テイストとかではなく、真剣にここに住む人にとって本当に
求める空間はどんなものかを考え間取りを編集。
使用するマテリアルも派手なものではなく、オーナー様のご年齢やご趣味から想像し選び抜いた。
全体的に落ち着いたトーンで構成し、時代は変われどいつまでも飽きのこない「timeless」な空間を
作るようデザインした。1980年代のマンション建設当時にこの空間があれば、きっと今でも
時代の古さを感じずに過ごすことが出来るだろう。
そして、この先は時間によって影響を受けない「timeless」な空間になる事を望む。
BEFORE
1980年代のファミリー向けマンションブームに建設された当マンション。
その中でも100㎡越えと贅沢な広さ。にもかかわらず内装はよくありがちな
万人受けする一般的な内装空間。リビングはただ広さが目立ち実際住むとなるとインテリアや配置に非常に困ることが容易に想像される。
ここの使い方は課題である。
水廻りは当時からは更新されているが当然新規交換は必須事項。