水回りスペースを中心とし、家の出入り口が玄関と勝手口の2つある間取りを活かした回遊性の高い空間に。個室だったキッチンは壁を必要最小限まで取り払い、ご家族とも一緒に料理をしたり会話ができるペニンシュラタイプの物へと変更いたしました。
ご家族が集うリビングの隣には、透明な間仕切りのオープンウォールを使い籠らない洋室となりました。
リビングが逆L型のため帖数より小ぶりの広さのため、壁かけTVと収納棚を造作することで、快適に動きまわることのできるようにしています。
快適に住んでいただくためには、目に見えない断熱材や性能にも配慮が必要です。東海エリアのエコキューブ加盟1号店として、性能向上リノベの普及に取り組み温熱計算を元に性能向上を行いました。三面にバルコニーのある採光性に恵まれたつくりは、窓からの外気温に影響されやすいというデメリットも。樹脂製サッシを内窓につけることで、夏も冬も快適に過ごしていただけるお部屋になりました。
BEFORE
部屋の中心に水回りがあり、両サイドに玄関と勝手口のある回遊性の高い間取。右手の玄関からは居間・食堂へ。左手の勝手口からは独立した台所に繋がっています。居間の隣には障子で区切られた和室があり、全てが”個室”で作られた1997年築らしいお部屋でした。